ゲストの尾上菊之丞がお目当て。セリフが入っていないようで、メニューをチラチラ見ながらの芝居が可笑しい。
鶴岡正義の役名で、高泉演じる小泉京子と同姓同名の有名人の話で盛り上がる設定。けど東京ロマンチカの鶴岡雅義って知らんがな。料理教室に通っていながら得意料理が分からなかったり、「3歳からお囃子を習っていて…あれ、僕は何歳なんだろう」とか、芝居としてはグダグダだったのだが、あの物腰で言われるとまあいいかという気になる。あとスーツのボタンがパツパツだったのも気になった。衣装合わせしなかったのかしら。
ピアソラの「リベルタンゴ」に合わせての舞は、静と動が鮮やか。歌が聴けたのもお得感あった。声がいいので。美空ひばりが好きだそうで、最後の場面では「悲しき酒」の一節も披露。(美空ひばりの一番好きな曲、漢字2文字とだけ記憶していて、後で調べたら「落葉」か「裏窓」か?)
ショートショートの芝居は、最後の老夫婦のがほのぼのとして好き。珍しく高級レストランにつれて来るも、妻はもっとおしゃれして来たかったと不満げ。夫からのプレゼントの帯どめに「高すぎるから買うのをやめた」というのが、さもありそうで面白かった。
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