2026年6月8日月曜日
6月8日 文楽鑑賞教室 Bプロ
2026年6月7日日曜日
6月7日 六月大歌舞伎 夜の部 Bプロ
6月7日 六月大歌舞伎 昼の部
2026年6月6日土曜日
6月6日 六月大歌舞伎 夜の部Aプロ
2026年6月5日金曜日
6月5日 新国立劇場バレエ団「白鳥の湖」
小野絢子・奥村康祐ペア。前回からさらに進化してとてもとても良かったのに、小野が体調不良で4幕を降板し最後まで見届けられなかったのが残念至極。代役に立った吉田朱里・井沢駿は難しいところを立派に務めていたが、小野・奥村の物語は終わっていない感じで、不完全燃焼な思いが拭えない。 小野は3幕のソロ、ピケターンの終わりでぐらついたり、グランフェッテでバランスを崩して曲の終わりまでもたなかったりと調子が悪そうではあったが、役としての表現は素晴らしかった。2幕のオデットは儚さの中に芯の強さが感じられ、初めは警戒していた王子に少しずつ心を開いていく様子を繊細に描いた。3幕のオディールは打って変わった悪女ぶり。蠱惑的な表情、仕草で王子を誘惑する。 奥村王子は、1幕の作り笑いで繕いつつも物憂げな表情を隠せない様子から、2幕でオデットと出会ったことで命が吹き込まれたように輝き出す。3幕ては各国の姫君には全く興味がない様子があからさますぎて笑ってしまうほどだったのに、オディールが現れるや、喜びの頂点に。そこから、騙されたと知って絶望に突き落とされ、さて4幕は…ととても楽しみだった。 ベンノの木下嘉人は終始王子を気遣っていて、色々とわかっている感じ。王子との信頼関係が、踊りにも現れている感じ。 王子の友人では姿の良さで中島瑞生が一際目を引いた。クルティザンヌの飯野萌子、五月女遥はしっかりしたテクニックの踊りで、玄人っぽい落ち着きが子どもっぽい王子をあやすようにも見えた。 花嫁候補はハンガリー王女の飯野、ポーランドの根岸祐衣、イタリアの花形悠月。品格の中にライバル意識がのぞき、それぞれの個性も踊りに現れた。4羽の白鳥は赤井綾乃、東真帆、小田那奈、川本果侑。全員がロールデビューだったせいか、揃っていないわけではないのに違って見えた。 ロットバルトの中家正博は盤石。3幕のオディールとの共犯関係がスリリング。4幕は白鳥たちに追い詰められ、無様な最後。
2026年5月24日日曜日
5月24日 御名残五月大歌舞伎
「寿式三番叟」 又五郎の翁、米吉の千歳が厳かに。翁は面をつけないので、千歳が持ってくる面箱は何のため? 2人が引っ込んだあとに後見が持ち去るので余計に意味不明。 歌昇、虎之助の三番叟は全く合わせる気がなさそうなバラバラぶり。同じ振りでも音の取り方が違う感じで、違う踊りをそれぞれ踊っているみたい(そのくせ、出だし虎之介は歌昇の方を見ながら踊っていたのだが)。歌昇は足の運びはともかく(足踏みを蹴り上げるなど)腰を落としているので日本舞踊らしい身のこなしだが、虎之介は腰が高く踊りの体使いになっていないと感じた。 「義賢最期」 愛之助は顔面を大怪我してから封印しようとしていたそうだが、御名残公演なのでとあえて選んだそう。2年前に同じ松竹座で観たばかりだったのでまた⁉︎と思ってすまぬ。 適材適所の配役で、前半部分の物語が際立った。隼人演じる折平実は行綱とのやり取りで心底を明かすくだりの駆け引き、葵御前の吉弥との夫婦の別れ、生まれてくる子どもへの思いなど、立ち回り以外のところも丁寧に描かれ、物語がよく伝わった。迫力ある立ち回りはやはり見応えあり。戸板倒しでは、戸板の位置を微調整する様子もあり、周囲の役者たちも気を使っているのが感じられた。 子役がとても小柄で(多分、九郎助の松之助が背負えるよう)セリフも辿々しいのだが、しっかり演じていた。九郎助が振り返るたびに振り回されているくらい、小柄なのだが、しっかり剣を振るう姿が微笑ましい。 虎之介の進野次郎。義賢を引き上げるところで腰が引けているように見え(むしろ、愛之助が自力で上がっていたよう)、迫力が削がれた。 申し次ぎの侍に愛治郎、詮議の使者に松十郎、當吉郎、腰元に竹之助、折之助、りき弥、千太郎と、上方の役者がいい役で出ているのも御名残ならでは。 「鰯売恋曳網」 勘九郎の猿源氏、七之助の蛍火というゴールデンコンビで、面白くないはずがない。1時間5分ほどはショートバージョン?勘九郎は愛嬌が増した感じで、ほのぼのと笑いを誘う。 博労六郎左衛門に歌昇。こういう田舎者っぽい役はあんまり似合わないかも。