2026年3月1日日曜日
3月1日 フェニーチェ文楽 燃ゆ〜桐竹勘十郎が描く愛の物語〜
「壷坂観音霊験記」と「生写朝顔話」の2本立て。トークの木ノ下裕一によると、どちらも比較的新しい作品で、男女のすれ違いという共通点がある。盲目の登場人物が出てくるのも共通している。
「壷坂観音霊験記」
錣・宗助の床に錦吾がツレ。ウエットな語りが御涙頂戴にピッタリ。沢市のうじうじした感じがよく出ていた。
人形は勘十郎のお里が細々とよく働く女房ぶりで、細かな所作が雄弁。沢市は簑紫郎。
「生写朝顔話」
宿屋の段は織・藤蔵に清公の琴。目の覚めるような演奏。大井川は芳穂・勝平。芳穂の語りに情があってよかった。
人形は勘十郎の朝顔に一輔の次郎左衛門。朝顔は次郎左衛門が阿曽次郎とわかって追いかけるところは、立役のように遣うとのことで、鬼気迫るほどの躍動感があった。
いつもの小ホールでなく大ホールだったが、客は主に前半分。船底がないので、前方の席は観にくいのではと思った。
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