「寿春鳳凰祭」
舞踊をつけるのはいいのだが、出演者多すぎない? 梅玉の帝に魁春、雀右衛門の女御を筆頭に、総勢15人の幹部役者が出演する華やかさ。
「三人吉三巴白波」
時蔵のお嬢、隼人のお坊、巳之助の和尚のバランスがとてもよく、今まで観た中で一番スリリングな三人吉三だった。なにより、時蔵のお嬢が格好いい。女の形をしていても男だという性根がしっかりしている。大川端のツラネは聞き惚れたし、娘と男の変わり身が鮮やか。100両を手にして寺を出た行くところなど、颯爽として、ヒーローの趣き。最期も振袖を着ていても仕草は男で立ち回りも力強い。隼人のお坊は以前はどこか頼りなかったけど、今回はたくましくなって、お嬢との並びも美しい。巳之助の和尚は骨太な感じが頼もしく、兄貴分の風格がある。
おとせを左近、十三郎を染五郎が勤めたためか、この2人のくだりがじっくり描かれた感じ。左近のおとせは顔が真面目すぎな感じで、もっとしどけなくてもよさそう。歌六の伝吉は長い独白を聞かせた。
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