御伽の国バージョン。ゲストの吉田旭がくるみ割り人形/王子役。被り物のくるみ割り人形は仕方ないとして、パッと衣装を引き抜いて(というか、左右から引っ張る)現れた王子の姿が。オパール色とでも言おうか、白っぽくキラキラ光る上衣に白のタイツという衣装が気恥ずかしく、直視できない感じ。1幕の終盤、クララ(宮本萌)とのパドドゥは流れるようで心地よく、ようやく踊りを楽しめた気分。クララは元気があってよろしいが、もう少し柔らかさがある方が好みだ。
雪のシーンはバレエ団の名物だけあって、見応え十分。スピード感のある白の踊りがいい。雪の量は去年より少なかったかな。
2幕は花のワルツが一番。パステルカラーの衣装が美しく、踊りも優雅。残念だったのは、御伽の国の王(武藤天華)と女王(廣岡奈美)のグランパドドゥでポーズが短くて慌ただしかったり、フィッシュダイブがスローモーションだったり。ポワントで立つ王妃の肩を掴んで回したのにはビックリした。
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