2019年1月9日水曜日
0107 初春文楽公演 第1部
「二人禿」
睦、南都、咲寿、碩に勝平、清丈、錦吾、燕二郎。華やかな床。
人形は一輔、紋臣。たおやかな女形2人で目に楽しいい。特に一輔はちょっと首をかしげる仕草が禿らしく可愛らしい。
「伽羅先代萩」
竹の間の段を織・團七。題名にちなんでか竹の模様の見台。堂々たる語りぶり。
御殿の段は千歳・富助。政岡の理知的な語りはよく似合うが、子どもがもっさりして可愛くないのはなぜだろう。
政岡忠義の段は病気休演の咲に代わって織・燕三。朱色の見台は小ぶりで骨董品らしい洒落たもの。熱演なのだが、なぜだか泣けない。
人形は和生の政岡が抑制された動き。子役は千松の玉翔が健気な様子。栄御前の簑助はたいしてしどころもないような。
「壷坂観音霊験記」
土佐町松原の段を亘・燕二郎。あまりかかることのない段。
沢一内より山の段の前を靖・錦糸、奥を呂勢・清治、ツレの清公。音楽的な盛り上がりは分かるが、呂勢・清治をもってしても感動できないのは、やはりこの話が好きではないのだろうと再認識。
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