2019年12月21日土曜日

1221 貞松浜田バレエ団「くるみ割り人形 お菓子の国バージョン」

初のお菓子の国。お菓子の国でイチゴやオレンジ、ぶどうなどのフルーツが出てきたり、各国のダンスがチョコレート(スペイン)、コーヒー(アラビア)、お茶(中国)となっていたりと、カラフルでキュート。花のワルツは花の王と女王を中心に、色調の異なるピンクの衣装のダンサーたちのダンスが幸福感満載。
貞松バレエ団の見どころである雪のワルツはちょつと控えめながら、スピード感のある群舞で、多彩なフォーメーションが美しい。
クララの上山榛名はピュアな感じで役に無理がない。大技はあまりなかったようだけど、ミスのない端的な踊り。くるみ割り人形の水城卓哉はクララを高く掲げたまま舞台を横切ったりと、負荷の高そうなリフトを多くこなしていた。金平糖のグランパドドゥのソロでは、息切れしたのか回転でふらついたところもあったが、誠実な踊りで好感が持てた。

0 件のコメント: