「橋弁慶」
素踊りで鷹之資の義経、菊之丞の弁慶。
菊之丞は槍を振り回しての立ち回り。力強いというより、華麗で流れるよう。弁慶にしては線が細いようにも感じた。
鷹之資は上手いのだが、華がないのは何故かしらと考えた。今どきのイケメンではないけれど、ちょっと痩せたのか顔立ちに精悍さが出てきた。小顔でなく、老け顔だから?
「鈍太郎」
逸平の鈍太郎、下京の女に島田洋海、上京の女の子に茂。体調悪く、途中でウトウトしてしまったのもあって、笑えなかった。島田のヤキモチ焼きの本妻を嫌味なく。
「影武者」
信長の影武者に逸平、光秀とお濃に菊之丞。討ち取った武田勝頼の首にビビったり、骸骨の酒器に悲鳴をあげるヘタレっぷりが笑いを誘う。舞の稽古でしっかり見せ、武将たちのあだ名や子供の名前、「~しろ」縛りの謎かけなど知的な遊びゴコロ。影武者の最終試験として、お濃と一晩過ごすニセ信長。殿に甘えるお濃に色気があり、キスシーンやほおを擦りよせたり。
最後は他所へ行っていたはずの信長が急に帰り、慌てる光秀…と思ったら、影武者の仕返しだったというオチ。
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