2019年12月5日木曜日

1205 いちびり一家+南河内万歳一座「デタラメカニズム」

没落したらしき洋館の中はダンポールがうず高く積まれ、引っ越し業者が荷物を運び出そうとしている。すでに屋敷を出たこの家の長女とその娘2人、長男とその息子2人が現れ、資産を巡って言い争いを始めたところへ、老婦人の最後を看取った家政婦が現れ、金庫の所有を主張する。開かない金庫を巡る思惑が入り乱れ、勝手な主張を繰り広げる登場人物達が、内藤らしいユーモアで描かれる。いちびり一家のミュージカル要素を取り入れ、歌や踊りが楽しい。長女役一家のまとう花柄のワンピースやフリル、金ラメが一昔前のハイソ感を醸し出す。正確に何と言ったかは忘れたが、「末っ子の長男はしょうもない」とは名言?家政婦役の和田亜弓が、歌良し、踊り良し。

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