2018年11月17日土曜日
1116 浪漫活劇「るろうに剣心」
男性キャストを交えてのるろ剣は殺陣の迫力や芝居のリアルさが増したように思うが、漫画っぽさでは宝塚版のほうが勝るか。
早霧せいなの剣心は女性が演じているという不自然さがなく、役が手に入っている様子。歌は各段に上手くなったような。歌で勝負できるほどではないものの、音程が外れることはなく、安心して聞けた。宝塚トップのときのような突出したカリスマ性は薄くなっていたのは男性キャストとならんだせいか。
加納惣三郎のニヒルな格好良さ、男性群舞の鮮やかさという、宝塚版で良かったところがなくなっていたのは残念。加納役は松岡充より望海風斗のほうがよかった。神谷薫役の上白石萌歌は若いせいか、キャストの中で埋もれてしまった感じ。トップ娘役のような存在感を求めるのは無理というものか。斎藤一役の廣瀬友祐は背が高く、クールな様子が格好良く、低い声も存在感があった。剣心の陰役の松岡広大が高い運動能力で、躍動感のある殺陣を披露。
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