2018年11月10日土曜日

1029 和JAZZ

ジャズミュージシャンと邦楽のコラボ。1部は常磐津美沙希と「乗合船」。ベース、ピアノ、ドラムのジャズトリオの演奏は少々重たく、軽妙さが削がれた印象だが、明るくたのしげな曲調は和洋のミスマッチ感が面白かった。
本日の眼目、義太夫節との共演は、ジャズか華々しすぎるのか、義太夫が押されている印象。義太夫節の節は変えず、演奏だけ洋楽器にしたとのことだが、三味線の旋律を取り入れた風でもなく、単にジャズと義太夫節をミックスしたよう。芳穂太夫の力量不足なのかもしれず、もっと力のある太夫なら違ったのかも。

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