「京の四季」
春夏秋冬それぞれの小品。琴の演奏に合わせたり、舞台奥で花を生けたり。春の着物風の衣装がかわいい。四季のなかでは冬場がよかった。雪の降る中、白い衣装を纏った10組くらいの男女が踊る。コンテらしい振り付けで、視覚的にもきれい。
「屏風」
サティのピアノ曲と和風の物語は存外違和感なく観られたが、いくつかの曲がブツ切れでモザイクのように切り合わせ、同じメロディが何度も繰り返されるので、少々飽きた。ピアノに笛と小鼓を合わせるのは違和感なく調和してた。3場、金剛永謹の謡が緊張感を高め、一番の見せ場。屏風売りが死の商人のようで怪しい雰囲気。屏風の女役の光永百花(牧阿佐美バレエ団)はスタイルがいい。
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