2019年10月31日木曜日

1031 空晴プロデュース「ボクのサンキュウ。」

サンキュウは産休にかけているだろうか。独身寮の男たちが育児体験ごっこをする中で、育児に向き合う気持ちが芽生えるという筋は、産休とは少しズレるような。
パンフレットで岡部本人も書いているように、ホンとしては未熟さを感じさせる。が、それ以上にキャストがどうかと。なだぎ武、小川菜摘がメインのゲストなようだが、作品に新しい魅力を付加するというところには至っていなかったように思う。小川はケバケバしいメイクと衣装で、ニューハーフではと疑われているという設定も無理があるというか。なだぎはオネエという設定らしいのだが、中途半端だし、そもそもオネエにする必要が感じられない。
突然死で子どもをなくした妻のため、人形を可愛がる夫を演じた國藤剛志、その人形を預かるもごっこに付き合うのに抵抗を感じる弟役の平田裕一郎はよかった。

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