2018年1月28日日曜日

1月25日 匣の階「パノラマビールの夜」

あらすじで描かれる2つの町の話は箱人形劇の男が物語る物語だった。寒空の下、山の上の屋上ビアガーデンにやってきた人形劇を生業とする旅の男とビアガーデンの店員、今夜消えるという星の観察に来た天体観測サークルの面々が集まり、詩的というより観念的な言葉をやり取りする。はまる人ははまるのかもしれないが、もったいぶって本質を飾っているようにも感じるセリフのやり取りにモヤモヤした。ビアガーデンで夜を明かした登場人物が一人ひとり舞台から去る。終わりがはっきりしない演出だったのは、どういう狙いだったのだろう。

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