2018年1月24日水曜日

1月21日 劇団☆新感線「髑髏城の七人 Season 月」

上弦の月を観劇。回転する客席や映像を駆使した演出のため、遊園地のアトラクションのような、映画館にいるような、不思議な感じ。舞台転換がスムースなので、3時間50分という長丁場でもストレスは少なかった(でも長いけど)。
福士蒼汰の捨之介は頭が小さすぎて和装が似合わず(カツラのバランスが悪いだけ?)、立ち回りでの裾さばきの雑さに興を削がれた。発声も舞台向きではないので聞き苦しい。蘭兵衛の三浦翔平は色男らしい立ち姿。ダークサイドに落ちてからの風情もいい。立ち回りは福士と大差なしだが。さすがだったのは早乙女太一で、体幹がしっかりしているので立ち回りでの美しさが際立つ。マントの捌き方もうまいし。キャストを確認せずに観たため、登場シーンのあまりに安っぽい敵役ぶりに始めは誰だかわからなかった。
狸穴二郎衛門の渡辺いっけいは病み上がりだったそうだが、出てくると舞台が締まる。

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