2019年3月22日金曜日

0315 劇団新感線「偽義経冥界歌」

今まで観た新感線の作品の中では一番面白かったのだが、2幕目になるとやはり長いと感じてしまった。物語があまり進まないまま殺陣が延々と続くのだもの。
効果音と照明に惑わされているような気もするが、筋立てが明快で、話に引き込まれた。主役の源九郎義経役の生田斗真は、おバカキャラを作りすぎに感じたが、スピード感のある殺陣を良くこなし、舞台を引っ張った。黄泉津の方のりょうは怪しくも美しい存在感。静歌の藤原さくらの憂いを帯びた歌声が印象的で、舞台を引き立てた。

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