2019年3月1日金曜日

0222 若手素浄瑠璃の会

「尼崎の段」は碩・清允。少々固いところも含めてフレッシュな演奏。碩はいい声で、光秀の家臣の語りなどは勢いがあってよかったが、拍手が出るほどではなかった。女義のクセがついてると聞いたせいか、ところどころ女義っぽいと感じるところがあった。三味線の手数が多く弾きがいがありそうなので、三味線メーンの配役なのかも。清允は時折音がこもるところもあったが、よく弾いていた。

「堀川猿回しの段」
芳穂・友之助に燕二郎のツレ。
熱演なのだが、今ひとつ面白くないのは真面目すぎるからか。世話物なので、手練れ感というか、力を抜いたところも必要なのかも。友之助も緊張感か感じられた。バランバランと激しく弾くところも。
ツレ弾きは最初と最後なので、中盤は舞台袖に引っ込んでいた。

0 件のコメント: