2018年6月20日水曜日

6月19日 文楽鑑賞教室 Cプロ

「寿式三番叟」 希、亘、碩に勝平、寛太郎、清公、燕二郎。 お囃子のずれっぷりは相変わらずだったが、三味線が最後までまとまっていたのでギリギリのところで踏みとどまった印象。シンの勝平の安定感か。 「絵本太功記」 夕顔棚の段は咲寿、清馗。咲寿はところどころ煩いものの、さつきの老女らしさなど語り分けはまずます。 「尼ケ崎の段」は前は芳穂・宗助、後が文字久の代役の小住と清介。 芳穂は安定感があり、咲寿の後だととてもうまく聞こえる。小住は立派な体格から声はよく出ているが、光秀や久吉はともかく、さつきが老女になってない。 人形は光秀の玉也をはじめ、さつきの簑一郎、操の勘弥、初菊の紋秀と渋ぞろい。

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