2018年6月11日月曜日
6月11日 宝塚雪組「凱旋門」「Gato Bonito!」
「凱旋門」
ラヴィック役の轟悠は18年ぶりと思えない若々しさを保っているが、歌声はキツイ。終始かすれ気味で、発声が苦しそう。望海風斗のために、ボリスの歌場面を増やしたそうだが、狂言回しのようで、ラヴィックとの絡みは少なく、2人の友情をもっと描いてほしかった。深刻ぶるラヴィックに対し、軽く享楽的なボリスという対比も言葉だけで、もう少し丁寧な描写があってもいいのでは。ジョアンの真彩希帆は最期の場面で涙を流すなど、演技派ぶりを発揮。「パララパララ」の歌など轟とのデュエットで聞かせたが、望海との歌をもっと聞きたかった。
「Gato Bonito!」
美しい猫というタイトル通り、終始猫をモチーフに、ラテンの音楽でつづる。…が、ラテンばっかりって正直飽きる。トップ2人の歌唱力を堪能できなかったのも物足りない。中盤、体の線の出るレオタード風衣装で、男役4人が望海に絡む場面があったのだが、男役の女装が好きではない(というか、あまり乱発すべきでないと思っている)ので、今一つ楽しめず。安易にファンをざわつかせるのはどうかと思う。
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