2017年11月2日木曜日
1101 「土佐堀川 近代ニッポン―女性を花咲かせた女 広岡浅子の生涯」
タイトル長すぎ。舞台に加島屋の大きな暖簾が下がり、店の入り口になったり、場面転換の際にスクリーンに使われたり。大同生命の協力があるのか、古い本社の写真など映像もたくさん。高畑淳子の浅子はどすの利いた声といい、骨太な演技が役柄にはまっていたが、赤井英和の信五郎は品の良さが足りずミスキャスト。浅子との絆はよく描かれていて、刺されて重傷を負った浅子を見舞うシーンはホロリときた。広岡正秋役の田山涼成は鬘が不自然なのが気になった。信五郎の父役の小松政夫は雀がちゅんとか、淀川長治の物まねなど往年のギャグ。浅子の女中で信五郎の妾になる小藤の南野陽子が意外によかった。
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