2017年11月2日木曜日

1030 壱劇屋 五ヶ月連続ノンバーバル殺陣芝居 「五彩の神楽 心踏音ーShintouonー」

目の見えない男が耳が聞こえず口をきけない女と出会うが、女が殺されて復讐の鬼と化す――という筋立てだと思うのだが。男に剣の手ほどきをしていた女の父がどうして敵になってしまうのかが不明で最後まで??を抱えていた。女が死んでしまうのもはじめ唐突で、後から回想シーンとして種明かしされてようやく納得した。しゃべれない女がタップで感情を表現するという手法は悪くないが、それをノンバーバル芝居でやるのはどうだろう。舞台狭しと動き回る殺陣は迫力満点。主人公、吉田青弘の凄みのある演技には引き込まれた。

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