2018年10月15日月曜日

1014 エイチエムピー・シアターカンパニー「高野聖」

セリフが少なく、ストップモーションのような動きが面白い。ダンサーのように身体表現に特化した役者たちではなかったので、動きがややあいまいだったのが惜しい。ダンサーに演じさせたらどうだろうか。音もなく、息遣いでタイミングを合わせているのかとおもったら、役者の耳にイヤホンがあり、常にビート音楽が流れていたのだそう。舞台上に林立する黒い柱のようなものは、裏が白いゴム状のもので、めくって字幕を映したり、間から役者が手や顔を出したりしていた。女役の原由恵が妖艶で、目で旅僧を誘うところがよかった。

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