深津篤史の脚本。会議室のような部屋に集まった5人の男。商店街のホルモン屋で感染症の問題が起こり、材料を卸している食肉店の店主らが集まってきたということが明らかになってくるのだが、深津らしいというか、断片的な会話はしょっちゅう脱線し、なかなか本質が分からないのがもどかしく、不安を掻き立てられる。ホルモン店の手伝いをしている若い女が、実は家事手伝い用に「輸入」されたもので、それを「食用」に転用するための試食会であることが明かされるラストに向けて、徐々に俳優たちのテンションが高まっていくの恐怖。後味の悪さにやられた。
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