2018年2月28日水曜日

2月23日 二月大歌舞伎 夜の部

体調不良により、「熊谷陣屋」はパスして、「芝居前」から。
我當が板付で床机に座って登場。滑舌が悪く、声が通らないのが辛い。滑舌の悪さは藤十郎も。両花道を使って、沢山の役者が出演する華々しさ。これだけの役者が出演するのは、歌舞伎座新開場以来だそう。

「仮名手本忠臣蔵 七段目」
白鸚の由良助の懐の深さに感心した。腹に決意を秘めつつ、遊興にふける様が由良助らしい。
染五郎の力弥は凛々しい美少年。上ずったような声がいただけなく、所作もまだぎこちないが、今後に期待すべきだろう。
仁左衛門の平右衛門、玉三郎のお軽は期待通り。仁左衛門の平右衛門のチャーミングなことと言ったら!玉三郎との息もピッタリで、いいもの見せてもらったと大満足。

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