2018年2月6日火曜日
0202 泣いたらアカンで通天閣
新世界のディープ大阪で暮らす、ラーメン屋の父娘を赤井英和と三倉茉奈が自然体で演じる。というか、赤井は演技してない感じだ。脇を山田スミ子や紅壱子、松竹新喜劇の曽我廼家八十吉川や奈美弥生といった、これぞ大阪という人たちが固め、安心感がある。娘の幼馴染で後に結婚する辻本祐樹が嫌みのない好青年だ。初の芝居出演の笑福亭松喬は不器用な様子が大輔花子の大輔のよう。若くして亡くなった母親役の桜花昇ぼるはちょっと浮いた存在だが、死んだ人の役なのでそれほど違和感はない。歌はちょっと唐突に感じたが。ヤクザと組んで地上げを仕掛ける叔母役の小川菜摘は、敵役みたいに登場しながらうやむやのうちに和解してしまうのが物足りなかった。
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