2018年2月28日水曜日
0218 TERROR テロ
テロリストにハイジャックされた飛行機が満場のサッカー場に向かっている。7万人の命を救うために飛行機を撃墜し、164人の乗員・乗客の命を奪ったとして、空軍少佐の罪が問われる。検察官は殺人罪で起訴。法律で、命を天秤にかけることが許されていないこと、上官の命令がないなか独断で決行したこと、ハイジャックされてからサッカー場につくまでの時間に避難が可能だったことなどが理由としてあげられる。一方の弁護士は、現在は戦時下だとして少佐の行動を擁護。難しい問題で、当日の観客はわずか4票差で有罪の判決。
私は、軍人として命令違反の罪はあるものの、殺人罪として有罪にするのはためらわれる。弁護士(橋爪功)のほうに理があると思ったというより、検察官(神野三鈴)の杓子定規ぶりに共感できなかったせいかも。ここで責任を問われるべきは、ハイジャックに手をこまぬいて何も対応できなかった政府なのではないだろうか。
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