2018年2月28日水曜日

0222 「二十一世紀の退屈男」

アイホールの現代演劇レトロスペクティブ企画。内藤の過去の代表作だそうで、若い勢いを感じる。西日の当たるアパートで退屈を持て余す男。空想と現実が入り混じり、様々な人物が入れ替わり立ち代り現れる、シュールな展開は唐十郎作品を思わせる。突如押入れが銭湯になり、裸の男優たちがふざけて踊る。わかさゆえの力技といおうか。ちょっと古臭い感じで、私は入り込めなかった。

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