2017年12月1日金曜日
1129 ミュージカル「レディ・ベス」
ミヒャエル・クンツェ&シルヴェスター・リーヴァイの作品で小池修一郎演出という「エリザベート」のスタッフなのだが、ストーリーも音楽もあまり残るものがなかった。前回の日本公演が世界初演で、ほぼ同じキャストでの再演なのだそう。初演より進化したというのだが。花總まりのベスは可憐さの中に王族の気品がある。ロビンとの恋が唐突というか、なぜ惹かれたのかが分からない。ロビンの加藤和樹は自由の象徴なのだろうが、老成しすぎ?身分の差を超えてベスが惚れるほど魅力は感じられなかった。メアリー1世の未来優希が存在感、歌唱力ともに説得力があり好演。ベスの教育係アスカムの山口祐一郎は狂言回しの役割も果たす。キャットの涼風真世はこの役が悪いというのではないが、エリザベス役も似合いそう。スペイン王子フェリペ役の平方元基、演出なのだろうが片肌脱いだり、キメキメでポーズしたりするのがやりすぎに感じた。
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