2017年12月10日日曜日
1209 藤間勘十郎 春秋座 花形舞踊公演
市川猿之助と2人での舞踊会の予定が、猿之助のケガでプログラム変更に。冒頭、私服姿の猿之助が現れ、あいさつ。観客サービスの篤い人だ。今後も会を続けて、観客が嫌というほど宗家と踊り狂いたいという発言に大きな拍手。
「二人三番叟」は素踊りで勘十郎の翁に中村玉太郎の千歳、隼人、梅丸の三番叟。動きにぎこちなさは残るが、若々しい三番叟。
「流星」は尾上右近の流星に隼人の牽牛、梅丸の織女。簡素なセットだが、白塗りの衣装付き。梅丸が可憐。右近は踊りが上手く、面を変えての踊り分けも達者。最後は宙乗りで沸かせる。
「春興鏡獅子」はまた素踊りで、勘十郎の弥生。滑らかな動きが美しく、素踊りで娘らしさが見えるのはさすが。右近は姿勢が悪いなと思ったら、飛鳥井の老けを表現していたのか。胡蝶の精に花柳凛と若柳佑輝子。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿