舞台中央にぽっかり開いた大きな穴。その周りで息を吹きかける3人。演者はアトリエ劇研や無門館時代の思い出を語ったかと思えば、突如戦争反対のメッセージを訴えるのだが、内容がシュール。人魚が島になって、他人の身体のうえに勝手に線を引くなとか。穴から出てきたヘルメットの男が棒のようなもので人々をなぐるのが不快感極まりない。最後、壊れた人形のように身体を打ち付けたり、床を這い回ったりするのも何だか怖かった。
スモークが立ち込めたり、穴からランプやバルーンがでてきたり、照明の効果もあって異空間に迷い込んだよう。興味深い体験ではあった。
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