2019年7月18日木曜日

0713 エイフマン・バレエ「アンナ・カレーニナ」

小説が原作だが、ある意味芝居よりもドラマティック。アンナが出会う場面で、一目で恋に落ちたのが分かったし、夫との確執、恋人との歓喜、手のひらを返したように冷淡になる社交界の人々に傷つき、狂気に落ちる様がどれもリリカルに描かれる。アクロバティックなリフトには眼を見張った。群舞も高度なテクニックで、テンポの速い難しい振りに息つく暇もない。ダンサーが皆スラリとしていると思ったら、長身の人ばかりを集めているそう。ダイナミックで、絵画のようなポーズが印象に残る。

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