2018年7月25日水曜日

0722 ピッコロ劇団「布団と達磨」

岩松了が岸田國士戯曲賞を受賞した作品を30年ぶりに演出。2組の布団が敷かれた夫婦の寝室に、寝間着姿の夫と色留袖姿の妻という衣装からちぐはぐ。そこへ、様々な人が出入りするので、混乱に混乱が重なるというか。肝心なことは誰も言わないし、明確なストーリーがあるわけではないのだが、くすっと笑わされたり、身につまされたり。役者陣がどれも役にはまっていて、特に妻役の樫村千晶、妹久子役の平井久美子、時枝役の野秋裕香らの演技が印象に残った。

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