2018年7月25日水曜日

0722 半神

八百屋の舞台は天井までの急こう配で、棚のように配置された足場を伝って役者たちが上下にも動きまわる。視覚的には三次元の空間が利用されて、立体感のある舞台だ。シュラ役の桜井玲香はメイクのせいか萩尾望都の漫画のような顔に見える。マリア役の藤間爽子は初舞台だそうだが、ほとんどしゃべらないマリアの無邪気さを表情や仕草だけで表す。日本舞踊家だそうで、所作の美しさが際立つ。

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