解説は小住。独特の間合いが私には面白かったが、お客さんの半分くらいは右から左だったみたい。聞きどころ見所をちゃんと押さえてくれてたのに。
「寺入りの段」は芳穂・勝平。菅秀才の声が低くちょっと年上みたい。
「寺子屋の段」は前が呂・清介、後が呂勢・藤蔵。何でこの順番?襲名披露の雪辱を晴らして後半は自分が、もっと言っちゃえば前段俺が語るくらいの意欲を見せて欲しかった。で、やはり声量がなく、薄膜で包んだようなので、首実検の迫力が足りない。ここは床から圧が感じられるくらいでないと。
後半の呂勢になってようやく安心。が、半端なところで変わったので、語り出しからかなりのハイテンション。小太郎の最期を語る松王と源蔵のやり取りなぞ情があってよかったのだが、もっとと思ってしますのは望みすぎ?いろは送りの千代の振り付けは勘十郎の本領発揮。なんて可愛い動き、と心の声がダダ漏れのご婦人がいた。
「団子売」
希、小住、碩に清馗、清丈、清允。清馗がシンだと何で三味線がもっちゃりするのか…。碩が若手とは思えない貫禄。
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