29期生は太夫志望が2人。
二人三番叟は希、咲寿と並んで。三味線は寛太郎がシンで手堅い演奏。研修生ではないが、足遣いのリズムが転びがちで良くなかった。
「寺子屋の段」は愛知県出身の。落ち着いた語りぶりに感心。聞くと、地元の人形浄瑠璃で経験があるのだとか。語り分けもはっきりしており、1年目とは思えない出来栄え。
「裏門の段」は兵庫県出身。力みが感じられるものの、精一杯の語りは好印象。神戸大出身だとかで、年かさの応募なのでやる気はありそう。おかるの高音が苦し気だったが、よく声が出ていた。
0 件のコメント:
コメントを投稿