2020年1月25日土曜日

0124 寿初春大歌舞伎 夜の部

「連獅子」
幕見で所見。澤瀉屋の連獅子は初めてだったが、シャープでスピード感がある。踊巧者の猿之助は、親獅子の風格があり、背の高い団子よりも大きく見える。団子は初役の初々しさがあり、キビキビとした動きが爽快。猿之助に親の慈愛は感じなかったが(親というより、師匠の厳しさや暖かさ)、団子には親を慕ういじらしさがあった。
親獅子が子獅子を足蹴にするところ、舞台中央から上手に向かって。後場の演台は3つをピラミッド状に重ねて、牡丹は上手と下手に一つづつ。一段高いところで親獅子が威厳を示す狙いか。

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