2017年10月31日火曜日

1027 忠三郎狂言会 大阪

襲名後初の忠三郎狂言会で、重習曲の「花子」が眼目。歌舞伎の「身替座戦」の仁左衛門の印象が強すぎてつい比べてしまうのだが、狂言ではそこまであからさまでないのがちょっと物足りなくもあり。とはいえ、忠三郎はかわいらしさや色気もあり、小唄も聞かせた。女房を茂山仙三郎、太郎冠者を善竹大二郎。ほか「末広かり」を善竹忠一郎の果報者、善竹隆司の太郎冠者、忠三郎のすっぱで。「魚説教」の僧、大蔵吉次郎はふがふがした感じ。施主は山口耕道。

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