2017年10月14日土曜日

1006 地主薫バレエ団「トリプルビル」

優雅、溌剌、勇壮とカラーの異なるバラエティに富んだ演目だてで、見応えのある舞台。
「ショピニアーナ」は奥村康祐の詩人、唯のマズルカをはじめ、おとぎ話のような柔らかな風情で、絵面が美しい。
「卒業舞踏会」は芝居っ気たっぷりにコミカルな動きで沸かせる。ソロの1人が拍手が出たところで踵をついてしまったのが惜しいけど、フェッテを競うところなどテクニックも十分に見せつけた。
「韃靼人の踊り」は生のコーラスも加わって舞台からはみ出さんくらいの迫力。奥村唯が弾けんばかりの跳躍を見せ1幕とは別人のようだった。

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