2017年3月27日月曜日

0326 ファミリーミュージカル「さよなら、五月 -サヨナラ、サツキ-」

メイシアターと千里金蘭大学の共同事業が10回目を迎えた。閉館間近の五月会館をめぐって、賛成派と反対派が入り乱れ、32年間の歴史を振り返りつつ、様々な人の劇場への思いをつづる。メイシアター自体が改装のため1年間の閉館を控えているということもあり、虚実が入り混じった物語に入り込みやすい。小学生から中高年までの総勢40人ほどのキャストそれぞれに見せ場があり、キャッチ―なメロディの歌が繰り返され耳になじむ。ダンスもヒップホップを基本に、うまく振り付けされていて、何より楽しそうなのがいい。素人芝居ではあるのだけれど、数人交じっていたプロの役者が上手く引き立て、完成度は予想以上に高かった。

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