2016年8月13日土曜日

0813 葛河思想社「浮標」

休憩を挟むものの4時間余りの舞台だが、意外と長いとは感じなかった。 単純化してしまえば、結核の妻が死ぬまでの話なのだが、主人公の画家、久我五郎(田中哲司)の演技力のせいなのか。迫りつつある妻の死に何もできない無力感から、芸術と生活の間で苦悩する中共感できるセリフが沢山あった。妻、美緒(原田夏希)の透明感、母や妹、弟の様はこんな人いるよなあというリアリティがあった。

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