2016年8月7日日曜日

0806 下鴨車窓「旅行者」

町から追われてきた3姉妹。父の兄弟である伯父を頼ってきたのだが、教えられた住所はすでにほかの人が住んでおり、幼いころに養子に出されたというもう一人の妹、紛争(?)を逃れるときにい生き別れになったさらに別の妹が現れ、混乱する。父は伯父に「3姉妹」の分しか切符やお金を用意しておらず、姉妹として暮らしていた3人のうち2人は偽物か思い込みということになると指摘する弁護士。父からの手紙という「証拠」がある後からの2人と違って、証拠となる書類のない3人は法的には認められないというのだ。私たちが信じているものが、実はもろいものだということを考えた。

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