2016年8月29日月曜日

0828 女流義太夫 竹本駒之助の至芸

「良弁杉由来 二月堂の段」 駒之助を生で聞くのは初めて。やはり生のほうが迫力があるが、渋い声は私の好みではないのかものすごい感動というほどではなかった。生き別れた母と息子の30年ぶりの再会という感動的な話で、母の情感は女性のほうがもしかしたら適しているのかも。クライマックスに向けての盛り上がりはさすがと感じさせた。周りではすすり泣く人が多かったので、響く人には響くのだろう。 三味線は津賀花。軽いというのではないが、キレがよく、気持ちのいい音だった。

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