2016年8月8日月曜日

0805 空晴第15回公演 「ここも誰かの旅先」

小さな誤解が誤解を生んで、もどかしさが笑いになるという、いつものパターンではあるのだが、今回はとても面白く、何度も笑った。古いアパートに引越してきた初老の男・藤堂に南河内万歳一座の河野洋一郎、手伝いに来た妙にハイテンションな男に太田清伸という2人のゲストがよかったのか、テンポというか、間なのだろうか。藤堂を「とうさん」と呼ぶことや、顔の似ていない兄弟の血のつながっていないことが暴露されたりと、ありえへんやろ、と突っ込みたくなるような展開なんだが考える間もなく笑ってしまった。 母と伯父との関係を疑っていた甥(上瀧昇一郎)との関係修復をうかがわせるラストに余韻があった。

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