2016年6月5日日曜日

0604 文楽鑑賞教室 B

「二人三番叟」 清志郎率いる三味線がアグレッシブで、すごくテンポ速くてびっくり。 「夏祭浪花鑑」 釣船三婦内の段 口が芳穂太夫と清丈、奥が呂勢太夫と燕三、アトが希太夫と龍爾。3人分割はそれぞれが短すぎでは。 人形は三婦女房おつぎの玉佳が、人形よりも表情豊かで微笑ましい。 呂勢太夫は出だしはやや精彩を欠くが、おつぎとお辰など語り分けがくっきり。 長町裏の段 睦太夫の団七に英太夫の義平次、三味線は宗助。 睦はスキッとした男前な感じで、真面目ないい人そう。が、団七としてはどうなのか。(2回目に見たときはそれほどでもなかった) 2回目は社会人のための鑑賞教室。普段の解説とは違って住吉鳥居前の段のさわりを春野恵子のナビ付きで。 なぜか口上の黒子(勘市)をフォーカスしていて、顔出しでインタビューしたり、ツケ打ちの解説をしたり。 スケルトンの手すりで足遣いの動きが見えるのが面白い。 希太夫の語り分けはちょっと区別がつきにくかったかな。 三味線の引き分けで、「551があるとき~」「ないとき~」というのが面白かった。龍爾のキムタクが観られないのは残念な気も。

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