2016年6月19日日曜日

0617 宝塚月組「NOBUNAGA」

一言でいえばトンデモ信長。龍真咲の退団公演で、本人の希望した役柄だというが、こんな信長でよかったのか。何かに似ているなあと考えていて、高校生の暴走族のトップ争いというか、とても少年漫画っぽい(いい意味でなくて)。子供っぽいというか幼稚というか、天下国家を争うスケールがない。秀吉が謀反に加わろうとしたのもびっくりだし、よくわからない外国人を二番手が演じているのも違和感があった。別天地へ旅立つ龍に重ねて、逃亡説をとるのはありうるが、あれは違うよ。 終盤、娘役トップの愛希れいかを切り殺し、倒れたまま放置していたのにも、愛のなさを感じた。

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