設立75周年記念で、全団員らが舞台上に並んで壮観。
「コンチェルト・アン・レ」
エクササイズのような基本的な動作で構成された振付。ダンサーが入れ替わり立ち替わり、子どもから段々大人に替わり、ステップの難易度も高くなっていくが、クラスレッスンを見ているようで正直退屈。
「ペルソナ」
矢上恵子振付のコンテンポラリー。音の取り方、リズムの刻み方が心地よく、引き込まれる。
黒い衣装の藤川雅子を中心にした男性ダンサー4人がよく踊っていて、中心の藤川は次々と変わる曲調、振付をこなして見応えがあった。グレーの衣装の女性ダンサー4人のグループは若手もいたせいか踊りのキレが弱く、メリハリがなくてぼんやりと流れてしまう感じがした。
「ボレロ」
茶道をモチーフにしたそうだが、竹が象徴的に使われていて、女性ダンサーはうちわの骨のような小道具、男性ダンサーの持つ竹の棒を持つ。小道具を茶筅のようにシャカシャカしたり、竹棒を囲いのように用いたり、男性ダンサーが並行棒のように掲げる竹棒に女性ダンサーが脇でぶら下がって宙に浮いたり。竹の梯子に乗った女性ダンサーを掲げるところは、音楽の高揚感と合わさって盛り上がった。ラヴェルの曲はベジャール版が有名だが、こちらの方が好みかも。
「ル・レーヴ」
6年ぶりの再演でいろいろ改善したようで、冒頭の村のシーンは子どもたちも加わりより華やかに。主人公ら村人の衣装は作務衣みたいどが、上衣がコンパクトになって踊りやすそう。
ダイタ役の北野優香は華があり、長い手脚を生かした踊りは主役として不足なし。夢の場面でのソロで転んでしまったのは気の毒。前回同様ペラペラの中振袖のような衣装は脇のスリットがなく、踊りにくそうだった。
タイコ役の鷲尾佳凛は地味な衣装のせいか期待ほどではなかった。踊りの見せ場もあまりなかったし。意外に良かったのは領主役の吉岡遊歩。黒ベースの裃風の衣装もあって威厳があった。 イザナミの佐々木朝彩はもう少し女神の神々しさが欲しい。せっかくの衣装があまり素敵に見えなかったのはなぜだろう。
「コンチェルト・アン・レ」
エクササイズのような基本的な動作で構成された振付。ダンサーが入れ替わり立ち替わり、子どもから段々大人に替わり、ステップの難易度も高くなっていくが、クラスレッスンを見ているようで正直退屈。
「ペルソナ」
矢上恵子振付のコンテンポラリー。音の取り方、リズムの刻み方が心地よく、引き込まれる。
黒い衣装の藤川雅子を中心にした男性ダンサー4人がよく踊っていて、中心の藤川は次々と変わる曲調、振付をこなして見応えがあった。グレーの衣装の女性ダンサー4人のグループは若手もいたせいか踊りのキレが弱く、メリハリがなくてぼんやりと流れてしまう感じがした。
「ボレロ」
茶道をモチーフにしたそうだが、竹が象徴的に使われていて、女性ダンサーはうちわの骨のような小道具、男性ダンサーの持つ竹の棒を持つ。小道具を茶筅のようにシャカシャカしたり、竹棒を囲いのように用いたり、男性ダンサーが並行棒のように掲げる竹棒に女性ダンサーが脇でぶら下がって宙に浮いたり。竹の梯子に乗った女性ダンサーを掲げるところは、音楽の高揚感と合わさって盛り上がった。ラヴェルの曲はベジャール版が有名だが、こちらの方が好みかも。
「ル・レーヴ」
6年ぶりの再演でいろいろ改善したようで、冒頭の村のシーンは子どもたちも加わりより華やかに。主人公ら村人の衣装は作務衣みたいどが、上衣がコンパクトになって踊りやすそう。
ダイタ役の北野優香は華があり、長い手脚を生かした踊りは主役として不足なし。夢の場面でのソロで転んでしまったのは気の毒。前回同様ペラペラの中振袖のような衣装は脇のスリットがなく、踊りにくそうだった。
タイコ役の鷲尾佳凛は地味な衣装のせいか期待ほどではなかった。踊りの見せ場もあまりなかったし。意外に良かったのは領主役の吉岡遊歩。黒ベースの裃風の衣装もあって威厳があった。 イザナミの佐々木朝彩はもう少し女神の神々しさが欲しい。せっかくの衣装があまり素敵に見えなかったのはなぜだろう。
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