草履打の段は清介・清公。
清介の語りは、御隠居のよう。程よく力が抜けて。
「一谷嫩軍記」
「一谷嫩軍記」
熊谷桜の段は寛太郎・宗助。力の入った語りで、力みすぎて喉が開いていないかなという印象。札の前で村人がやいやいするところで笑いが起きていたのは、流石の間のよさ。藤の方ら女性同士のやり取りは高音が辛そうだったが、その後の梶原の力強い口調は立派だった。
「義経千本桜」
「義経千本桜」
川連法眼館の段は藤蔵・清志郎に清允のツレ。藤蔵の忠信はウエットな印象。やり切ったのか、最後まで語り切ると客席を見回し、ドヤといった表情だったので思わず笑ってしまった。
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