志度寺の段の中は希・清友。希は力演しているのだが、力みすぎなのか、身体で声を響かせられていないような気がした。複数の男の語り分けにも難あり。三味線は淡々と。
前は藤・藤蔵。 のびのびした藤の語り。希のあとに聞くと。語り分けが多彩だ。力の入る段なのだろうけど、藤蔵は唸りが耳に残る。
切は呂・清介。何だかなあ。。前回もだけど、気が抜けたようというか、迫力に欠ける。「よう盗んでくださった」で失笑が起こるのは緊張感がないからでしょう。「南無金毘羅大権現」で拍手が起こらないのも。 三味線は大熱演。太夫の迫力を補って余りある。
噴水?の水が細い紐をすだれのように垂らしたもの。前回のビニールテープのようなのも今ひとつだったけど、これはこれでどうなんだろう…。
切は呂・清介。何だかなあ。。前回もだけど、気が抜けたようというか、迫力に欠ける。「よう盗んでくださった」で失笑が起こるのは緊張感がないからでしょう。「南無金毘羅大権現」で拍手が起こらないのも。 三味線は大熱演。太夫の迫力を補って余りある。
噴水?の水が細い紐をすだれのように垂らしたもの。前回のビニールテープのようなのも今ひとつだったけど、これはこれでどうなんだろう…。
人形はお辻の清十郎、坊太郎の簑太郎。簑太郎は子役を遣うことが多いけど、あんまり可愛くない気がする。
「紅葉狩」
「紅葉狩」
床は呂勢、南都、聖、薫に錦糸、清馗、錦吾、燕二郎、清允。(芳穂はコロナ濃厚接触で休演)錦糸の三味線で語る呂勢は、力みがなくていいような気がする。芳穂に代わって南都が維茂だったのだが、アゴが上がってきたのが気になった。こんなに下手だったっけ?
(28日に再見。芳穂の維茂は大きさがあっていい。呂勢の見台が朱塗の蒔絵て華やか)
三味線は整然と揃った感じで心地よい。
人形は三人出遣いの一輔、簑紫郎、簑悠の更科姫が素晴らしくよかった。滑らかな動き、ポーズの美しさは踊り上手の舞踊を見ているよう。二枚扇も鮮やか。鬼になってからはなぜか、主遣いのみが出遣い。前半の方がより難しさがあるからなのかな。維茂の玉助はまあ、いつも通り。
人形は三人出遣いの一輔、簑紫郎、簑悠の更科姫が素晴らしくよかった。滑らかな動き、ポーズの美しさは踊り上手の舞踊を見ているよう。二枚扇も鮮やか。鬼になってからはなぜか、主遣いのみが出遣い。前半の方がより難しさがあるからなのかな。維茂の玉助はまあ、いつも通り。
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