「陰陽師」
安倍晴明と蘆屋道満の争いを軸に、鬼と恐れられる渡来人の物語を絡める。茨城童子が姫となり、源博雅と恋するという展開は、トンデモだけど少女漫画のようで悪くない。1時間余りにコンパクトにまとめてテンポよいのだが、鬼たちのハードロック調の音楽と衣装にいたたまれなくなった。昭和ぽいというか…。楊琳の晴明は、白を基調とした衣装が清々しいが、カラッとした明るさが子供っぽくも感じた。博雅の翼和希も青年というより少年の面影。 敵役の登堂結斗が低い声と重みのある佇まいで好演。茨姫はダブルキャストで、この日は千咲えみ。
「INFINITY」は春も観たが、舞台装置やフォーメーションが変わり、洗練された印象。桐生麻耶が出てくると王者の貫禄というか、横に並ぶ楊を圧倒して見えた。ロケットはちょっと短い?と思ったら、トップ以下全員参加で再度踊ってくれたのがらしくていい。
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