ルネ・ガリマール役の内野聖陽は、理想の女にのめり込む男の滑稽さ、哀れさを活写。終盤の化粧をして、鬘、打ち掛けを纏って自害するとこの哀れさが壮絶。(そのあと、数分でメイクを落とし、くたびれた背広姿に戻っていたのは驚いた)
事実と回想が入り混じり、ガリマールとソンの視点が入れ替わるので少し混乱する。妄想シーン?で出てくるガリマールの幼馴染マルク(みのすけ)の役割が今ひとつ分からず。ラスト近く、ソンが復縁を迫るところはソンの告白のようにも見えたが、これも含めてガリマールの妄想でいいのかな?
演出は劇団チョコレートケーキの日澤雄介。
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